[ピアノ]評価される「良いパフォーマンス」って〜ABRSM 英国王立音楽検定に学ぶ

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ABRSM 英国王立音楽検定のチーフ審査員が良いパフォーマンスについて教えてくれる

ミス無く演奏する=良いパフォーマンスなの?と言われれば、そうとは限らないから音楽の評価って難しい。でも音楽の好みが違っても「良いパフォーマンス」と言われる演奏は曲の難易度に関係なく存在すると思います。

世界中で多くの人が受験する歴史と伝統があるABRSMグレード試験

私はこの試験のサイトから、たまに日本語にしてまとめたりしてるんですが「評価されるパフォーマンス」についてチーフ審査員の先生が教えてくれる動画を発見。どんなレベルの人にも当てはまる事だなあと思ったので内容を紹介したいと思います〜!

ABRSM 英国王立音楽検定とは

まずどんな試験か簡単に紹介。ABRSM 英国王立音楽検定は初心者からプロまで受験できる幅広いレベルが用意されているグレード試験です。自分のチャレンジという理由はもちろん香港、東南アジアなどでは高校・大学受験や留学のレジメでも評価されるので大人気。皆さん頑張って勉強しています。↓日本でも受験できます。

パフォーマンス・グレード試験

これまでは実技グレード(スケール・オーラル・課題曲)だけだったこの試験に、パフォーマンスグレードというスタイルの試験が追加されました。リサイタルを意識したパフォーマンス重視の試験です。(録画での受験が可能)

評価されるパフォーマンス

では良いパフォーマンスとして評価されるにはどんな演奏が必要なのか。。↓この記事の中でABRSMの先生が動画で詳しく教えてくれています。このパフォーマンス・グレード試験を受験しない人でも、とても勉強になる価値あるお話だと思うので是非一度読んでみるのをオススメします。演奏レベルは関係ありません。

オリジナルYouTubeもこの記事に貼ってあります

記事の一部をまとめると、先生が「大切」と言ってる評価の基準になるのは以下の3点

  • コミュニケーション
  • 解釈
  • 表現

この場合の「コミュニケーション」とは、単に演奏する人と聴衆の間だけの話ではなくて、作曲家、楽器などとの関係が上手く作られているかがポイントだそう。う〜ん深い!↑詳しくは記事の中

試験というと技術が強調されることも多いけど、この「パフォーマンス・グレード」試験ではパフォーマンス=いかに自分の演奏を聴衆に届けるか、という部分が求められる試験になっていると思います。

評価される「良いパフォーマンス」をするために

先日も「演奏を一度始めたら、音楽を止めないこと」って記事に書いたけど。

演奏中に止まったら、まさに上でABRSMの先生が言ってた「コミュニケーション」が途切れちゃう!準備した自分の演奏、解釈や表現も届きません。

でも、もし止まってしまったら?! あるある この「途切れた瞬間」をできるだけ短くすること!すぐにリカバリーしてコミュニケーションを続けること。これが大切です〜。

↓そのために必要なのがコレ

演奏中の態度や、ミスからのスムーズなリカバリー。試験では難易度に関係無く、ステージ上で大切な「振る舞い」も評価の一部になるようです。だから「間違えた!もうダメだ〜〜」なんて事はナイのです。

試験に限らずどのパフォーマンスも「完璧競争」ではないんだから、むしろアクシデントにどう対応して次に進むか。これこそが大切。

まとめ

以前、知り合いの先生が本番前の生徒さんに

「ミスを気にしないこと。その後素晴らしい演奏をすれば聴衆は途中のミスなんて忘れてしまう。堂々と続けなさい」と言ってて。それ聞いて「もうコレに尽きるな〜」って思いました!

ミスの後もブレずに、自分の力を最大限発揮した演奏をできるタフな精神を持つこと。

「良いパフォーマンスとは何か」を知り、日々意識することで、演奏がだんだんそっちに寄っていくのでは?!って思ってます。

↓それには準備が必要ってことですね〜。毎日少しずつ頑張ります!

↓面倒な事を最初にやってしまうのが結局は近道。。

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