ABRSM 英国王立音楽検定①

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香港では楽器を習っている人の多くがABRSMグレード試験を受験してます。

芸術って「心や日常を豊かにする」って言ってみても、頑張ってるかんじの評価がわかりづらい。せっかく頑張ったら何か形にして残したいって思うのは当然かもしれません。

そういった意味で「何級」ってはっきり数字で分かるのはある意味フェアだし、レジメとかにも書きやすい。

イギリスの試験だけど東南アジアではもちろん、インターナショナルに認知されてるというのも人気の一つでしょうか。香港では就職活動の履歴書に書く人もいます。

この大人気の試験。日本ではまだまだ認知度が低いと聞いたけど、内容を知ったらもっと受けてみたい人いるのでは?と思いました。

受験する理由はそれぞれだと思うけど、どんな試験かわからないと判断もできないので、改めて調べてみました。ちょっとずつまとめていこうかと思ってます。

ABRSM 英国王立音楽検定

ABRSMとは↓

1889年に設立された英国王立音楽検定協会(アソシエイテッド・ボード)では、世界最大規模の音楽検定を行っています。120年以上の歴史と伝統を誇るこの検定は、約90ケ国で実施され、毎年約63万人以上が受検しています。日本で実施される検定では、英国王立音楽検定協会より派遣された音楽家、音楽指導者が審査にあたります。

公益財団法人かけはし芸術文化振興財団

要は世界に通用する歴史ある音楽の検定試験ってことですね。いろいろな楽器(歌もあります)での受験が可能です。

日本では、公益財団法人かけはし芸術文化振興財団さんが代表事務局として受験の窓口になり検定の運営をしてくれているようです。

日本の代表事務局

公益財団法人かけはし芸術文化振興財団・英国王立音楽検定ページ

香港の代表事務局

Hong Kong Examinations and Assessment Authority

ABRSM公式ページ

国は香港に設定してますが、右上の国のマークをクリックして自分の国に変更できます

わたしは香港在住なので、香港での試験の話になるけど、「世界規模」で行われてる試験だから基本的には内容は同じだと思います。

香港での試験の審査にも英国王立音楽検定協会から派遣された音楽家、音楽指導者が来て聴いてくれます。

試験の内容

試験は理論と実技の2つに分かれます。

理論 Theory exam

初級レベルのグレード1から順にグレード8まであります。

実技 Practical exam

初級レベルのグレード1から順にグレード8まであります。

何級からでも受験できますが実技グレード6以上を受験の場合、理論グレード5以上に合格していることが必要です。

↓詳しくは

実技の試験は以下の4パートからなってます。

  • 課題曲 pieces
  • スケール Scales and arpeggios
  • 初見 sight-reading
  • オーラルテスト aural tests

課題曲はList A、List B、List Cとあるので各1曲づつ選んで計3曲を演奏します。

ここでは説明しませんがグレード1の前には「イニシャル」がありグレード8を越えたレベルでは「ディプロマ」もあります。

テキスト

各級ごとにABRSMをはじめいろいな会社がテキストや問題集を出版してるので、それを購入して勉強、準備できます。一部紹介してみようかと思います。

例えば。。ここからピアノでの受験の話になります。

↓これはグレード8の初見練習用の本です。曲の長さや難しさの目安がわかると思います。ただ曲の数が少ない。何度も練習して覚えてしまっては初見の意味がないので、仕上げ的な意味で使ったら良いんじゃないかなと思っている本です。

右上の赤い王冠マークがあればABRSMの出版です。ABRSMの出版ならABRSMのサイトからONLINEで買うこともできます。ただわたしはお店でしか買ったことないのでお届けにどのくらいの時間がかかるかわかりません。スミマセン。。

abrsm sr

↓初見に慣れるためにたくさん練習したい場合は下の「Improve your sight-reading」の本などを使って数をこなすことができます。この本はステージごとに分かれていて、1曲は短いけど、リズムや拍子などいろいなパターンの曲がたくさん入ってます。「このステージでは何を勉強するか」が具体的に書いてあるから、自分が苦手なところを集中的に練習できる問題集のような本だと思います。

abrsm sr practice

↓こちらはオーラルの練習用の本ですが、問題をするためにCDが付いてます。

abrsm aural

↓これはスケール、アルペジオ、ブロークンコードの本だけど、全部の調が載ってます。ハノンを一冊買うようなかんじです。

実際の試験の場合。例えばグレード3を受験しようと思ったら、全部の調を弾けるように準備する必要はありません。グレード3のスケールの本があるのでそれを購入すると、必要なスケール等が全部載っているので、それを勉強して準備できます。(本が手元にナイので写真もナイです。スミマセン)ABRSMのサイトにあるシラバス(Syllabus)にもスケールの課題のリストがあるので、そこで確認することもできます。

abrsm scale

↓理論を勉強したあとに実際に問題集をこなしたい場合はABRSM以外からもいろいろ出版されてます。わたしは理論の本は別に持ってるから、説明のない問題だけの本を探してこの本を買ってみたけど「解答」が無くって。お店で聞いたらなんとグレード1−8までの答えだけを別に売っていたんです。さすが。。(買いました)

abrsm theoy

↓で、課題曲の本。この本にはList A, B, Cからそれぞれの課題曲の一部が入ってます。

課題曲のリスト

この本を開いたところに全曲のリストがあります。ABRSMのサイトからシラバス(Syllabus)をダウンロードすると課題曲のリストがあるので、そこでも確認できます。

本の表紙には試験の年が書いてあるので(写真は2017−2018 古い)、必ず確認してから購入してください。

abrsm g8

香港ではテキストは

で購入できます。

まとめ

今日は試験の概要をサラっと書いてみました。受験前に知っておくべき情報ってけっこうありますね。イギリスの試験だし、英語ベースだから日本ではABRSM出版以外の教材が手に入りにくいかもしれないと思いました。

↓コロナ世の中向け、課題曲の録画だけで受験できるパフォーマンス・グレード試験はこちら

↓パフォーマンス・グレード試験で伴奏必要です

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