[ABRSM 英国王立音楽検定②]難易度 どのグレードを受験するのか

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この試験はいろいろな楽器で受験できるけど2021-2022のシラバスを元に「ピアノで受験する場合」を例に書いてます。

↓この前はABRSM英国王立音楽検定ってなに?ってことについて書きました

各グレードのレベル

どんな試験なのかなんとなくわかっても、自分にあったグレードがあるのかなと思います。グレード1~8と聞くとけっこう誰でもカバーしてくれそうなかんじですが実際はどうなのでしょう。

日本で代表事務局として受験の窓口になり検定の運営をしている公益財団法人かけはし芸術文化振興財団さん(以下かけはし)が実技グレードのレベルについて説明しているページがあるので引用します。

課題曲については各楽器の最新受検要項をご参照ください。

■グレード1

ピアノをはじめて1年以上の方を対象とした初級レベルのグレードです。バッハやモーツァルトのメヌエット程度の課題曲が3曲と、スケール課題、初見演奏、オーラルテストがあります。

■グレード2,3

準中級レベルのグレードです。ブルグミューラーの練習曲や簡単なソナチネ程度の課題曲が3曲と、スケール課題、初見演奏、オーラルテストがあります。

■グレード4,5

中級レベルのグレードです。バッハのインベンションやソナチネ、ソナタ程度の課題曲が3曲と、スケール課題、初見演奏、オーラルテストがあります。

■グレード6,7

ツェルニー40番以上のテクニックを必要とする中上級レベルのグレードです。バロック、古典派、ロマン派、近代などの小品から課題曲が3曲と、スケール課題、初見演奏、オーラルテストがあります。

■グレード8

英国の音楽大学入試にも匹敵する上級レベルです。このグレードでは演奏テクニックを身につけていることが前提とされ、より高い音楽性と演奏表現が重視されます。バロック、古典派、ロマン派、近代などの作品から課題曲が3曲と、スケール課題、初見演奏、オーラルテストがあります。

実技グレードのレベルと内容(ピアノ)

ピアノを始めて1年の初級レベルから音大入試レベルまで幅広くカバーされているので、ピアノを習っている人ならどこかの級に誰でもチャレンジできそうです。

受験の順番

実技グレード1から5まではどのグレードからでも受験できます。

実技グレード6以上を受験する場合は「理論グレード5」(又はそれ以上)に合格していることが必要です。

順番例)実技グレード3受験 → 理論グレード5受験、合格 → 実技グレード8受験

既に理論グレード5に合格していればどのグレードからでも受験できます。

(ここでは話していないけど、ディプロマ受験には実技グレード8に合格していることが必要です)

「かけはし」が理論グレードについて説明しているリンクです →理論グレードのレベルと内容

シラバスで課題曲を確認する

実技グレードの説明引用のトップに「課題曲については各楽器の最新受検要項をご参照ください。」とありますが、この「受験要項」というのがシラバスかな、と思います。

シラバスには受験についていろいろ細かく書いてあるので、全部読めたら良いのですがなかなかな量です。英語です。ABRSMの公式サイトで「日本」を選んでも受験料が日本円で書いてあったり、ローカルの連絡先が日本(かけはし)になってるけど残念ながら日本語版はありませんでした。

↓英語でも一度覗いてみるのは良いことだと思うのでシラバスがダウンロードできるリンクを貼ります。18ページから各グレードごとのシラバスが始まります。

ピアノ実技 グレード イニシャル~8のシラバス (2021 & 2022)

各グレードごとにダウンロードしたい場合はこちらのページから(国は香港に設定してますが、シラバスの内容はどの国でも同じです)

↓スケールやアルペジオ等の課題。シラバスにもリストはあるけどグレードごとに詳しく説明が載ってます。

新しくなったスケールの課題 グレードごとのリスト(2021〜)

課題曲の音源を探す

シラバスを見て曲の名前は分かったけど、知らない曲もたくさんある。どんな曲かどうやってチェックすれば良いのでしょう。

課題曲はリストA,B,Cから各1曲ずつ選ぶことになってて、曲の選択肢が各リスト10曲ずつあります。全ての曲を検討するのは楽譜が手に入りにくい、などの事情から難しいかもしれないけど、方法はいくつかあります。

① サンプルを聴く

こちらの→ABRSMダウンロード・ストアのページから聴きたい楽器のマークを選んで、グレードを選びます。

すると曲のリストが出て欲しい曲を購入できるのですが、三角の「プレイ」のマークをクリックするとサンプルとして少しだけ全曲聴くことができます。

② YouTubeで自分で探す。

曲のタイトルをそのまま検索するのももちろんOKです。

もう一つは[ABRSM piano grade 6] などと検索すると、課題曲を演奏してアップしてくれてる人がけっこういます。一緒に楽譜を載せてくれてる人もいます。

検索結果はG6 A3などと出てきたりします。グレード6のリストAの3(リストの10曲に番号がついてるため)って意味です。ただ全曲あるとは限りません。

③ CD付きの課題曲の本を買う

ABRSM出版の本をCD付きで買うとCDにはそのグレードの課題曲30曲が入ってる、とあります。(CDナシもあります)

楽譜は全曲は載っていなくて、A,B,C各リストから3曲づつ、計9曲あります。

まとめ

なかなか全部の曲を音源と楽譜の両方から検討するのは難しいかんじです。でも自分がどの辺のグレードを受ければ良いかはつかめそう。

重要なのは自分に合ったグレードと曲を選ぶことなので、課題曲をチェックしてみたら、あとは先生と相談しながら決めるのが1番です。この辺りの選曲についてはシラバスにも説明があったので機会があったら見てみようと思います。

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