大学ではネイスミス賞はじめ、素晴らしい活躍でいろいろ受賞してるオビ・トッピン
NBAに入ってすぐの活躍が期待されてたけど、いきなりティボドーHCレベルのディフェンスをするのはやっぱり大変!今季平均出場時間は11分。出場時間がなかなか伸びなかったオビに、元ニックスのスカイウォーカーがアドバイスしてくれてる記事があったのでチェック!
ケニー・”スカイ”ウォーカー
まずはスカイウォーカーのプロフィールを簡単に
Kenneth “Sky” Walker
- 1964年8月18日生まれ
- ニューヨーク州 ブルックリン出身
- 身長 6ft 8in 2.03 m
- 体重 210 lb 95 kg
- 1982−86 ケンタッキー大学
- 1986年 NBAドラフト 1巡目5位 ニックス指名
- 1986−91年 ニューヨーク・ニックス
1989年 NBAスラムダンクコンテストチャンピオン
今はケンタッキーに住んでてワイルドキャッツのポストゲームショーのホストだそう。
オビの課題
スカイウォーカーって、オビに似てるタイプの選手なんですね!話しを聞くと、なるほどなーって思うことたくさんありました。
参考記事:New York Post : Ex-Knick Kenny ‘Sky’ Walker: Obi Toppin’s development will take time
記事によると。。
デトロイトのケーシーコーチがプレシーズンでオビを見て「スカイウォーカーに似てる」って言ったそう。ウォーカー本人もオビのジャンプ力や運動能力を見て「自分を見てるようだ」って言ってます。
そのスカイウォーカーがオビについてポストに語ったお話しです。
「ランドルとポジションが同じだから、試合に出る機会が少なくなった」
「ランドルの活躍、ノエルやタージの起用でオビの時間が減ったけど、少し時間がかかるのは仕方ない。ベテランコーチのティボドーはディフェンス志向で、勝利することからチームのカルチャーを作りたかったと思う」
「でもこれがNBAだから落胆しないこと。カレッジでの功績は誰も気にとめない。がっかりしている暇はない」
今後については
「これまでの彼のトレンドとは逆のボールハンドリングと外のシュートに取組むこと。オフェンスの早い段階でボールをもらえば、ダンクしたりと攻撃の準備ができているが、そうでない場合は少しフラストレーションがあるようだ。そしてマッチアップが自分より大きくて強い選手が多いから、特にペイント辺りでは力負けしている」
「このことから、もっとジムで鍛えること。ペイントで粘ることができて、スリーを増やすことが出来れば、彼のゲームは進歩するだろう。彼は優れたミッドレンジシューターだから」
「オビの評判は走れることと、ジャンプ出来ること。それはまさに大学時代の自分。でもNBAでは相手は大人で、速く走れて高く跳べる選手はたくさんいる。それを理解してこの夏は走って跳ぶこと以外の部分を伸ばす必要がある」
とアドバイスをくれました。
第2のバーナード・キングとなることを期待されていたウォーカー。背中の怪我と大きな期待の重圧に悩まされていました。彼はニックスでの5シーズンでスリーを打ったのは31回だけ。もっとこの分野に取り組んでいたら、と感じてます。「キングと自分は似ているところもあったが、実は全く違うプレーヤーだった。レジェンドであるバーナード・キングのようになることを期待された最初の2年間は本当に辛く、苦しかった」と話してます。
って記事でした。
まとめ
このスカイウォーカーの話し、どれもこれも「そのとおり〜」って共感して記事を何度も読み返してしまったよ〜。
「ランドルとオビのポジションがかぶってるからオビの出場時間が減った」というかんじのコメントは沢山の記事や解説で見たり聞いたりするけど、私はそれってオビにとってはポジティブだったのではって思ってます。オビは目の前に何をすれば活躍できるか教えてくれる「ランドル」って成功例があってラッキーだ。同じポジションだからこそ、オビはランドルみたいにならないとね!っていつも思ってます。
ランドルは自分のゲームを完全なものにする為に「多くのエリートのビッグがするように、ジャンパーのレンジを広げ、スリーを打てるようにすること。コートのいろいろな場所に長い時間居られるよう、プレーメイクと出来るプレーの種類を増やした。パワーフォーワード、ポイントフォワード、センター。なんでも。」って言ってるけど!!!
↓ここで言ってる
これってスカイウォーカーがアドバイスしてくれてる「これまでの彼のトレンドとは逆のボールハンドリングと外のシュートに取組むこと」って言うのと全く同じでは?!
そして、そして、自分のプレーの幅を広げ、色々な役割で活躍出来るようになったランドルは今季6回もトリプルダブルして、オールスターに選ばれ、チームをプレイオフまで連れてってくれた!ありがと〜涙
ってことは。。この夏頑張ることで、オビも同じ道を行ける‥かも??
わたしとか、このランドル↓のトレーニングぶりをオビに置き換えて読んで妄想してるんだけど〜!
ボールハンドリングとスリーに加え、アドバイス通りにジムで鍛えてペイントで一流ビッグ達と戦えたらスゴイよ〜。オビのBully Ball見たい!
ディフェンスだってティボドーコーチ達と頑張ればもっと上達するのは目に見えてるし。背が高くって、ジャンプも出来て、チェックが深いからスリーのディフェンスもミッチ並みにできるの期待してます!
今季出場時間は11分だったかもしれないけど、その内容はどんどん良くなって、プレーにも自信が出てきて(マイクとフレイジャーも褒めてた!)、終盤はチームへの貢献が増えました。プレイオフの前なんて「オビはディフェンスがイマイチだから、プレイオフでは更にミニッツ減っちゃうかも」とか懸念されてたのに、堂々の活躍でランドルを助けてくれた!残念ながらスタッツには「自信」って項目ないけど、いつか必ず本物の数字に現れる時くるはずだから、がんばって〜。
そして期待の重圧で苦しんだスカイウォーカーだけど、それは今でもニックスでプレーするコーチやスターみんなの苦しみになり得そう。でもそれはニックスに入ったらある程度しょうがない運命なのかな。。こういうプレッシャーに勝つにはやっぱり自信。その為には練習。
コーチがいつも言ってるように「何でもみんなで!」。今のニックスはファミリーだから、この夏みんなで助け合って成長しよう!
ダンクコンテスト 動画
やっぱりダンクはカッコいい〜
ニックスでダンクチャンピオンになったのは、ウォーカーとネイトロビンソン(3回)の二人→ NBA All-Star Slam Dunk Contest Winners
オビもまだまだチャンスある!これから〜
↓もっとニックス!
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