*推しチームの試合観戦日記を書いていてシーズン中は音楽の記事ぜんぜん書いてなくてすみません‥ シーズンオフの今、以前行ったコンサート日記を記録用に書いてます
Piano Recital by Krystian Zimerman 11月12日
2024年11月12日にツィメルマンのリサイタルに行ってきました〜!
→ Piano Recital by Krystian Zimerman

会場:香港文化中心(香港カルチャーセンター or 香港文化センター)
↓行き方、座席表など詳しくはこちらにまとめてます
プログラム
↓私が行った11月12日のプログラムはこちら
バッハ
- Partita No. 2 in C minor, BWV826
ショパン
シマノフスキ
- Preludes Nos. 1, 2 and 8 (From Nine Preludes, Op. 1)
- Two Mazurkas, Op. 50, No. 13 and 14
- Variations on a Polish Folk Theme, Op. 10

↓2日間のコンサート。私が行かなかった前日のプログラムはこちら

演奏メモ
*当日の自分のメモから書いてます

楽譜を見ながらの演奏。大きな楽譜だったけど(自分でめくっていたので)めくる回数を減らすために手作りしたのかな?と想像
パフォーマンスの時に「暗譜は必須か」という議論があるけど、ツィメルマンのような巨匠になると、そういうの超越してどちらでも良いんだなと感じます。めくる度にひらひらと優雅に舞う大ぶりの楽譜がなんかステキに見えちゃった
演奏は肩の力が抜けてるというか、ゆとりを感じるというか、呼吸するように音が出てくる。香港は12年ぶりと書いてあったけど、2006年に香港デビューしてから数回は彼の演奏を聴いています。その頃を思い出すと以前はもっとアグレッシブというか、聴衆に対しアピールがあるというか。でも今回はどこをとってもツィメルマン。曲中アツくなったりするけど、それでもツィメルマン。弾き続けているうちに自分のスタイルが確立されて、弾きながら歳を取るってこーゆーことかなぁと感じました。先日行ったプレトニョフの演奏でも同じ空気を感じたんだけど、コンクールに参加する皆さんが色々な音や音楽作りにチャレンジしているのとは対照的な印象で自分の世界観がスゴイ。だからどうということではなくて、どちらもそれぞれの良さがあってステキ。
ショパンのソナタのフィナーレではメトロノームみたいに一切ルバートしないで弾くのがカッコよかった!終盤は少しのミスタッチをものともせず最後に向かってどんどん加速、カッコよさもマシマシでした〜♡
アンコールはドビュッシーの版画からパゴダと雨の庭。最後は楽譜を閉じて終わりの合図
ツィメルマンワールド満喫。次はいつ聴けるかな