公立病院の負担が大きすぎ・ラピッドテスト自己申告をした後〜日本領事館からのお知らせメール

コロナラピッドテスト自己申告 -香港

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3月17日の感染者は21650人。亡くなった方は289人

日本領事館からのお知らせメール

PCR検査の代わりに、ラピッドテストで「コロナ陽性」を確定することになったけど

自分で検査して陽性反応が出た場合に報告するシステムができました。領事館がまとめてくれていて、分かりやすいです。↓こんな内容

  • 陽性になった場合の自主申告システムについて
  • 申告後の医療管理局の対応(支援の内容)
  • 隔離条件
  • 報告した人の中からランダムにPCR検査をする事

など報告するときには必要なことばかり教えてくれます。

3月7日(月)、香港政府は、迅速抗原検査により新型コロナウイルス感染症陽性となった場合の自主申告システムについて発表しました。また、3月8日(火)、香港政府は、自主申告システムにおいて迅速抗原検査が陽性であることを申告した者に対し、ランダムに核酸検査を実施することを発表しました。

1 迅速抗原検査により新型コロナウイルス感染症陽性となった場合の自主申告システムについて

香港政府は、迅速抗原検査により新型コロナウイルス感染症陽性となった場合の自主申告システムについて発表しました。自主申告システムのリンクは以下のとおり。

(自己申告システム)

https://www.chp.gov.hk/ratp/

<ポイント>

(1)迅速抗原検査により陽性が判明した日、個人情報、同居人の有無、症状の有無等の入力を行う。

(2)申告後、申告者はSMSを受信し、そこで通知されたリンクにアクセスし、迅速抗原検査結果の写真と身分証明書をアップロードする。アップロード後、CHPにより発行された隔離指示をダウンロード可能。 

(3)申告内容に基づき、医院管理局からの医療支援、入院や療養施設、隔離施設への入居等の支援を行う。 

(4)同居人がいる場合、CHPは、同居人に対しSMSを送信し、SMS内のリンクを通じ、身分証明書のアップロードを求める。アップロード後、CHPにより発行された隔離指示をダウンロード可能。 

(5)申告者に対し、香港政府は、電子リストバンドや防疫キットの配布を行う。 

※1 3月6日(日)以降に迅速抗原検査で陽性となった場合は、同システムによる申告が可能。申告は検査当日又は翌日中に行わなければならない。

※2 2月26日(土)から3月5日(土)の間に迅速抗原検査で陽性となった者に対し、特別措置として、3月7日(月)から3月14日(月)まで、同システムで自主申告可能。申告後、隔離又は検疫指示が発行される。同期間の申告書は、陽性が判明してから時間が経っており、容体が安定もしくは回復していると考えられるため、医療支援は行わない。

※3 迅速抗原検査陽性者の隔離・検疫措置は、核酸検査で陽性になった場合と同じ。また、ワクチンを少なくとも2回接種済みであることを条件に、濃厚接触者が隔離施設又は自宅待機から早期隔離解除となる措置は迅速抗原検査陽性者にも適用される。

※4 オンライン申告が難しい場合、1836-119の自動音声で身分証明書と電話番号が登録できる。その後、CHPは申告者に連絡を取り、その他の情報を聴取し登録を完了させる。  

(香港政府プレスリリース) 

https://www.info.gov.hk/gia/general/202203/07/P2022030700768.htm

2 自主申告を行った迅速抗原検査陽性者に対する核酸検査をランダムに実施 

香港政府は自主申告システムにおいて迅速抗原検査が陽性である旨申告した者に対し、ランダムに核酸検査を実施することを発表しました。

<ポイント>

(1)CHPによる委託業者が該当者に連絡を取り、該当者の住所を確認し、その後、同日又は翌日に自宅に鼻腔ぬぐい液による採取キットが配達業者によって自宅に届けられる。陽性者と配達業者の対面接触を避けるため、採取キットはドアの前に置かれ、配達業者が現場を離れてから採取キットを回収する。配達業者は事前に陽性者に電話連絡し、配達予定時刻を知らせる。 

(2)採取キットを受取り後、オンライン登録又は登録用紙を記入し(SMSが受信できる電話番号を記入)、検体番号が検体ボトルと同一であることを確認する(その際、検体番号も控える)。20分以内に配達業者が検体を回収に来るため、検体を採取し、検体ボトルをドアの外に置く。 

(3)核酸検査の結果を知らせるSMS通知は保管する。 

※委託業者の身元について疑いがある場合、委託業者に対し、レファレンス番号を求めることが可能。

(香港政府プレスリリース) 

https://www.info.gov.hk/gia/general/202203/09/P2022030900011.htm

(迅速抗原検査について)

https://www.coronavirus.gov.hk/rat/eng/rat.html

本措置の詳細については、香港政府に直接お問合せください。

(問い合わせ先)

Centre for Health Protection Hotline:2125-1111 / 2125-1122 (9 am to 8 pm)

Home Affairs Department Hotline:2835-1473 (9 am to 6 pm, Monday to Friday except public holidays)

HKSAR Government COVID-19 WhatsApp Helpline:WhatsApp9617-1823

香港・マカオ入境及び日本入国に係る諸手続について、当館HPトップページにとりまとめて掲載しておりますので、渡航のご予定のある方は事前にご確認ください。

https://www.hk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

新型コロナ(175:【香港情報】迅速抗原検査により新型コロナウイルス感染症陽性となった場合の自主申告システムについて)

ラピッドテスト 報告の仕方、記入事項をチェック

↓政府の報告のサイトを見てみました。記入事項、隔離施設に優先的に入りたいか、などの質問事項をチェック。

公立病院の負担を減らす

感染の急拡大でPCR検査が追いつかず、ラピッドテストになり、自宅隔離や自宅待機が可能になっても、あちこちの現場で感染する人も増えていてなかなか人手不足が解消できません。特に公立病院は医療崩壊に直面して大変。

公立病院の負担を減らすためにクイーン・エリザベス病院が新型コロナ患者の指定病院になり、コロナではない患者を他の病院に移送するミーティングの最中にA&EのチーフDr. Ho(前任急症專科學院院長 何曉輝醫生)が

「患者の中には病棟に入れず、救急治療室で立ち往生したりと医療関係者はこの1ヶ月、大変困難な時期を経験してきた」

と言って泣き崩れてしまった動画が出ていたのが記憶に新しいです。

コロナラピッドテスト自己申告
The STANDARD

この記事によると→ Doctor breaks down in tears as emergency room overwhelmed with patients / Over 12,500 staff at Hong Kong’s overloaded public hospitals contracted Covid during 5th wave; A&E chief in tears

彼は病院勤務35年のベテランで、これまで冬のインフルエンザの季節などに多くの重症患者を受け入れた時でも常に冷静に処置していたそう。そんなドクターが涙したことで、多くのスタッフがショックを受けることに。別の職員が「このひと月、ベッドが足りずに患者が床に横たわることになったり、生理食塩水や酸素なども足りず、患者をトイレに連れて行ったり食事の助けをする人手も足りず病院内は地獄のようだった」と話しています。

携帯に緊急アラート

Govt sends Covid hospital news via emergency alert

この前日、キャリーラム(林鄭月娥)行政長官がクイーン・エリザベス病院をコロナ患者受入れの指定病院にすると発表して、それを携帯の緊急アラートを通じて報告。2020年にシステムを作って以来これが始めての緊急アラートだったそうで「今回の利用の仕方が正当なのか」と話題にもなったけど。緊急アラートの使い方は政府に任せるとして、前述の医療現場の人たちの話を聞くと

「コロナ以外の人は病院に来ないで。来ても処置はできません」

というメッセージを1秒でも早く知らせたい、という気持ちだったのかなと思います。

行政長官が度々コロナ第5波の状況を「War time environment 戦争時のような環境」と言ってるけど、目の前で多くの方が亡くなっていくのに、必要な物資も人手も足りず次々と重症患者が運び込まれる公立病院の現場はまさにそんな状況かなと想像します。最近感染者の数は横ばいだけど、亡くなる方は増えていて現場の厳しい状態はいつまで続くのかと思ってしまいます。

本土から医療スタッフ到着

参考記事:Another 300 medics arrive from the mainland

そんな中、本土からお医者さんや看護師の皆さんが到着しています。16日に到着した300人はアジアワールド・エキスポにあるセンターで働くそうです。テレビのニュースを見ていたら、このアジアエキスポは「これまで1000人の患者さんに対して先生が20人しかいない状況」と言っていてこちらも本当に大変そう。

本土からのヘルプを受け入れるにあたり、医療従事者同士のコミュニケーションが心配されていたけど、(本土は中国語、香港のカルテは英語など)今回来た300人のほとんどの皆さんが英語と広東語が出来るとのこと。

サポートに来た皆さんも、慣れない事も多く大変かもしれないけど力を合わせて頑張って下さい。早く現場に光が差しますように。医療従事者の皆さん、現場の皆さん、本当に感謝です!

市民も不自由が続くけど、今は病院のお世話にならないように気をつけてこの状況を乗り越える時ですね。

コロナに感染したら

検査で陽性反応が出た場合の流れや関連サイトのリンクを集めました。

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