警官に拘束され亡くなったジョージ・フロイドは元NBA選手スティーブン・ジャクソンの親友

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また。。

というのが正直な感想かな。

全米ではジョージ・フロイドの事件が連日ニュースのヘッドラインを賑わして各地で暴動が起きているけど、同じ様な事件が繰り返されるのはホントに残念。

ジョージ・フロイド事件

2020年5月25日ミネソタでアフリカ系アメリカ人の黒人ジョージがニセの20ドル札を使った容疑で逮捕された時に起こった事件。白人警官がジョージの首を膝で9分弱押さえつけ死亡させてしまった。そこに居た4人の警官はすでに解雇されてる。

ウィキペディア (日本語)

ジョージ・フロイドとスティーブン・ジャクソン

ジョージフロイド
ジョージ・フロイド
スティーブン・ジャクソン (Stephen Jackson)

写真はNYPostから

元NBA選手でジョージの親友だったスティーブン・ジャクソンが「Today」ショーのインタビューで二人について語ってます。だいたいこんなかんじ↓↓

”ジョージとスティーブンは地元テキサスでの幼馴染み。初めて会った時は自分たちがあんまり似てるから思わず「お父さん誰?」ってお互い聞いちゃったくらいのそっくりさんでジョージの事を「ミネソタの双子」って呼んでた

二人が同じ街に居る時は一番初めに訪ねるのが彼だったくらいの仲良し

ジョージが警官に取り押さえられて亡くなってしまうさまを撮影した映像を見たとき、本当に怒りを抑えられず大声を出してしまってお嬢さんをびっくりさせてしまった。ショックが大きすぎてこのニュース以降自分が自分じゃないみたい。

正義のために戦いたい。彼もみんなで立上がるべきだって思ってるはず。でも暴動や暴行は決してジョージの望むところじゃない。彼はそんな人じゃないから”

インタビュー記事(英語)

ジョージが警官に押さえつけられている動画はあちこちに出回っているし、香港のニュースでも流れていたけど、友人のそんな姿をみたら普通じゃいられないのは当然。でも今全米で起こっているような暴力は否定してます。

アメリカで黒人が警察官に逮捕される際に亡くなってしまったケースいくつか

2014年7月17日ニューヨークで起きたエリック・ガーナー(Eric Garner)事件は「I can’t breathe (息ができない)」で有名。警官が逮捕のためにエリックを制圧中に窒息死させてしまった。その際、禁止されている絞め技を使ったのではないかと問題に。

 ウィキペディア (日本語)

BBCニュース(日本語)

2015年4月12日ボルティモアで起こったフレディ・グレイ(Freddie Gray)事件。拘束中に首を怪我したようで昏睡状態に。そのまま19日に死亡。警察が護送中のフレディに処置をしなかったとか。警察の隠蔽体質も問題に。

 CNNニュース(日本語)

 ウィキペディア  (英語)

2016年7月6日ミネソタ、ファルコンハイツで起こったフィランド・カスティール(Philando Castile)射殺事件。車内にいるとき身分証を提出するよう指示され免許証を取ろうと手を伸ばしたところを撃たれてしまう。

この頃はホントあちこち動画が出回っていてうっかり見てしまった私はびっくり。「撃たないで」って言って手を上げてるのにあっという間に撃っちゃって。日本ではあり得ないからショックだった。。

BBCニュース(日本語) (フィランドとは別のケースを少し離れた場所から撮影した動画が1分ほど入ってます)

ニュースのリンクをしてますが、最後のフィランドのニュース以外逮捕時の動画はありません。私みたいに「うっかり」みちゃうと大変だから。ニュースじゃないけどウィキペディアは結構分かりやすくまとまってます。動画が無いニュース探すのムズカシー。

平和的な解決のためのスター選手の役割

スティーブンが正義のために立上がる、と言ってますが、スター選手のそういった活動は多く見られます。

NBA選手のカーメロ・アンソニー(現在ポートランド・トレイルブレーザーズ)はニューヨーク・ニックス時代、平和的デモを呼びかけて自分が8歳から過ごしたボルティモアを訪れてます。

フレディグレイ 事件で市民と警察の対立が深まり暴動が起きている街で、「みんな冷静になって。暴力では何も解決しない。今は辛抱強く平和的にメッセージを送ろう」、と市民と街を「平和的」に歩きました。

melo at Baltimore march
カーメロ・アンソニー (Carmelo Anthony)

カーメロが

「白人と黒人、警察と市民とかだけの問題じゃない。暴力で何も解決しない。みんながお互いを知りあって理解しあうシステムや教育が必要。そういったシステムを作るためにメッセージを発信し続けることが必要だ」って言ってます。

The Undefeated(英語)

NBA選手のように、世の中に影響力を持つプロのスタースポーツ選手たちは地域に寄付したり、イベントに参加したりと頻繁にコミュニティと係わっています。

地域での自分たちの責任や役割についていつも考えてる。その道のプロ(バスケとか)になるだけでなく、ファンや社会に対しても自分から寄り添う姿勢を忘れずいつもボランティア活動などに精を出して立派です。アメリカのスポーツ業界そのものに「社会に対する責任」についての教育をする習慣もあるのでしょう。

フィランソロピーという概念がアメリカの企業では強く浸透しているけど、NBA放送を見てて、スポーツ業界でもスポーツ選手個人でもしっかり実現されてるのがすごいなっていつも思います。

私はNBAのコミッショナーを尊敬してます。いつも判断が早くて的確だと思ってます。

選手が政治的な問題に深く係わることは推奨してないはずだけど、今回のようにアメリカに長く深く続くBLM問題などをはじめとしたさまざまな困難に、リーグが選手たちと一緒に立ち向かって、より良い社会作りに貢献してほしいと思ってます。

今回の事件をきっかけに今後もいろいろな活動が展開されていくと思うけど、NBAリーグと選手たちの動きに注目してます。

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